創薬支援事業を主体としたサービスを展開するトランスジェニック株式会社様。

TANE-beでは、トランスジェニック株式会社様の商号変更と組織再編に伴う、
包括的なWebサイトリニューアルプロジェクトを手がけました。

トランスジェニック株式会社がトランスジェニックグループ株式会社へと生まれ変わる大きな転換点で、子会社の統合も進行。
その中で私たちは、単なるデザインや機能のリニューアルにとどまらず、企業としての新たな存在意義（パーパス）を具現化するところからご提案を行いました。

ヒアリングと独自のパーパス策定

組織変更のお話を受けてお話をお伺いし現状把握を進めたところ、
制作面ではサーバー全体の見直しも含めた大改革となる様相でした。

また、事業や文化が異なる会社同士の統合という背景を踏まえ、社外のみならず、社内にも大きな幹として企業の存在意義を樹立されるべき重要な話であるとTANE-beでは判断。
単なるサイト制作にとどまらず、トランスジェニック様が未来に向けて掲げるべきパーパスを提案しました。

ご提案パーパス

提案したパーパスは「世界のどこかにいる誰かの明日に希望を」。

これは、トランスジェニック様が直接患者様と対面する機会が少ない中でも、世界の誰かの未来を支える信念を持ち続けていることを反映したものです。
これを基に、価値観（Value）として「尊重」「挑越」「誠和」「創造」を設定し、事業の一貫性と信頼感を強調しました。

制作開始

サイトデザインと制作の進行

策定したパーパスに基づき、Webサイト制作がスタート。
毎週定例会議を行い、各関係者様と連携しながら制作を進めていきました。

なお、デザインにおいては、以下の2点を意識しました。

これをキャッチコピー「創薬開発支援に本気のフルソリューションを。」に落とし込み、
企業の総合力を表現しつつも、ベンチャースピリットを感じさせるデザインを心がけました。

モチーフや色使いにもこだわり、視覚的にも分かりやすく、印象に残るサイトに仕上げています。

最後に

このプロジェクトは、単なるサイト制作に留まらず、企業の未来を共に創り上げる過程でした。
上流工程のパーパス策定から入らせていただきブランディング領域から、サイト制作に至るまで、たくさんの方のご協力をいただきながら完成したこのサイトは、TANE-beにとっても非常に意義深いものとなりました。