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【実践者が伝授】 未経験からWebマーケター になりたい人の勉強方法

【実践者が伝授】 未経験からWebマーケター になりたい人の勉強方法

こんにちは! TANE-beマーケターです。
Webマーケターになりたい人は多くいます。Webマーケターとはいっても、「実際なにするの?」「自分にもできるの?」など疑問に思うことがあるかと思います。今回は未経験からWebマーケターとして働くため方法をご紹介します。

本記事のターゲット

  • 未経験からWebマーケターになりたい方
  • 現Webマーケター

本記事で解決する疑問

  • Webマーケターの勉強方法
  • 未経験からWebマーケターになる方法

本記事では、以下のポイントについて解説します。

Webマーケターとは?

そもそもマーケティングとは何かといいますと「商品・サービスが売れる仕組み」です。

マーケティング(英: marketing)は、価値(顧客知覚価値。英語版記事)あるプロダクトを提供するための活動・仕組みである。すなわち「顧客・クライアント・パートナー・社会にとって価値あるものを、創り伝え届け交換するための、様々な活動・プロセス・組織」がマーケティングと呼ばれる。
参考:Wikipedia

マーケティングにWebが合わさったものが、Webマーケティングです。つまり「Web上で商品・サービスが売れる仕組み」です。Webマーケターは商品・サービスが売れる仕組みを作るために、Web上でマーケティング戦略を策定し実行する仕事です。

Webマーケターの仕事とは?

Webマーケターの仕事は多岐にわたります。Webマーケターはあくまで大きなカテゴリーであり、Webマーケターの中でも専門的に仕事をしている方もいます。Webマーケターの専門的な分野の仕事をいくつかご紹介いたします。

Web広告の運用・企画

Google広告、Yahoo!広告、Facebook広告、Twitter広告(X広告)、Instagram広告、LINE広告、Microsoft広告などの広告プラットフォームを活用し、効果的な戦略の企画・設計・運用を行います。広告予算管理・クリエイティブ作成・ターゲットの選定、絞り込みなど費用対効果の高くなる運用を最適化します。

SEO対策

検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)を通じて、Webサイトやコンテンツの検索エンジンランキングを上げるための対策を行います。キーワードリサーチ・メタタグ、ディスクリプションの最適化・Google検索のアルゴリズムの対応などユーザーの検索ニーズにマッチしたコンテンツの作成が重要になってきます。

SNSマーケティング

X(旧Twitter)、Facebook、Instagramなどのソーシャルメディアを活用して、ブランドの認知向上や商品・サービスの販売などを目的とし適切なコンテンツの企画・制作・投稿を行います。ターゲットユーザーに合わせたコンテンツを発信していきユーザーをファン化させていきます。

コンテンツマーケティング

コンテンツ(広告ではない、価値のある情報)を使ったマーケティング施策です。
Webサイト・ブログ・SNSなどのコンテンツを活用し、ブランディング・認知拡大をしていきます。様々なコンテンツを管理し、新しい企画やコンテンツの作成を行います。どんなユーザーに発信していくかペルソナ設定が重要で企業のブランドに合ったコンテンツの配信をしていく必要があります。

アフィリエイトマーケティング

アフィリエイトとは、企業が第三者に商品・サービスを宣伝してもらい、成果に応じて第三者に報酬を支払う仕組みです。
アフィリエイトマーケティングでは誰に商品・サービスを紹介してもらうか、どんな内容で紹介してもらうか、成果金額はいくらに設定するかなどの設計が必要になってきます。アフィリエイターと呼ばれる商品・サービスを紹介してくれる第三者の紹介した内容を確認・管理する必要があります。

マーケティング戦略の立案

企業の売上を作る戦略の立案を行います。
ターゲット市場・競合分析・自社分析を行い、オンライン上でのマーケティング戦略を策定します。ターゲットに合わせた商品・サービス提供、価格設定、プロモーション活動、販売チャネルの選定を行います。

データ分析と効果測定

Googleアナリティクス、サーチコンソール、ヒートマップツール、外部ツールなどを活用し、Webサイトのトラフィック、ユーザーの行動、コンバージョンなどのデータを収集・分析します。
行っている施策の実行した効果を分析し、問題点・改善点などを見つけ、次回の施策を実行・効果の確認・検証を行い改善のPDCAを回していきます。レポート作成を定期的に行い、結果の報告をするなど、他部門への効果の結果を報告し、マーケティング施策の費用対効果を最大化していきます。

Webマーケターに向いている人

  • 数字・分析するのが得意・好きな人
  • 勉強が好きな人
  • コミュニケーション能力、ディレクション能力
  • 論理的思考

数字・分析するのが得意・好きな人

Webマーケティングではデータの数値をみて、効果の判断をします。
基準となるデータがあり、そのデータより良いのか悪いのかなど判断します。データの数値からユーザーの心理を予測しユーザーの行動心理を読み解きます。様々なデータの数値を読み解き整合性のとれるデータをまとめ、結果を報告するなど行います。

そのため、数値の計算・様々なデータを照らし合わせて分析する力が必要になります。もともと数学が得意な方が向いています。数学が得意でなくても数字を見るのに抵抗がない方は問題ありません。常に数字とにらめっこする仕事ではあるため、頭がパンクしそうになる方もいます。

勉強が好きな人

Webマーケティングでは日々市場の変化やプラットフォームのアップデートがあり、情報を常に収集していかないと、最適な効果を出すことができません。
以前、効果のあった施策も時間が経てば効果のない施策になります。

トレンドやニュースの社会の変化にも敏感にならなくてはいけません。継続的に情報を収集する能力、勉強するのが好きな方は向いていると言えます。

コミュニケーション能力・ディレクション能力

クリエイティブの制作、Webサイトのコーディングなど他部門・専門家に作業を依頼することがあります。

その際にうまく伝える力、タスクを管理する力がWebマーケターには必要になってきます。コミュニケーション・ディレクション能力がないと、なかなか作業が進まず、納期が遅れてしまったり、作業を受けた方が依頼の内容をうまく把握できず思っていたものと違う制作物が出来上がったり、業務に支障がでてきます。

基本的なことではありますが、報告・連絡・相談をしっかりできる方、作業者の気持ちを理解できる方だとお互いに良い関係が築け、良い成果に繋がります。

論理的思考

論理的思考とは、物事の原理原則に基づいて、情報を分析・整理し結論を導く考え方になります。

具体的には、根拠のあるデータを用いて結論を導く方法、複数の似たデータから整合性を導き出し結論を出す方法など。第三者からみて納得のできるデータと証拠をまとめ、結論を出します。

現場では、誰かに提案する際に誰もが納得できる客観的な視点の情報をまとめ、理解を得る際に重要になってきます。
論理的思考があまりない方だと感情的に判断し、個人の予想で物事を判断します。時には数値で表すことの難しいクリエイティブの部分などで直感的に判断することがありますが、基本は論理的思考で正しい判断を行い、より成果のでる方向に進めるようにしなくてはなりません。

未経験からWebマーケターになるには?

  • 広告代理店に就職、転職をする
  • スクールに入り、学習する
  • 独学で学ぶ

広告代理店に就職、転職する

一番確実で成功する方法として、実務経験を積むことです。
その方法として広告代理店に就職し、Webマーケターのスキルを身につけましょう。

未経験だと転職のハードルもあがってきますが、未経験でも募集されている企業さまに応募してきましょう。

Webマーケターは、クライアントとのフロント業務も行うケースもあります。
自分がやっている事(勉強)自分の強みを最大限アピールする事は、とても大切です。

スクールに入り、学習をする

費用はかかりますが、未経験から学ぶには1つの手段です。

経験豊富な講師や動画学習などのプログラムがあり、基本的な知識から実践的な実習まで幅広く学ぶことができます。自己学習では得られない実践的なノウハウや業界のトレンドを把握することも可能です。専門家や講師に直接アドバイスや質問できる環境があるところが望ましいです。

独学で学ぶ

一番スキルを身に着けるのにハードルは高いですが、独学で学ぶことも可能です。

まずはどの分野のスキルを身に着けるかなど自分の好きな分野・得意な分野から学び始めるのが効果的です。
SEO、SNSから始めるのが良いです。自分でSNSを運用してみたり、ブログなどでアフィリエイターになってみたりと、できるハードルの低いところから実践していき、実績がついてきましたら、クライアントワークで仕事をとれるようになります。

そして、他の分野、Web広告やWebサイト制作などの自分のできそうな分野を広げていき、独学で学びながら実践していきましょう。

全ての分野を熟知しているWebマーケターは数少ないです。
Webマーケターの仕事をしている上でわからないところが必ずでてきます。その際に自分で調べて解決できる能力が必要になってきますので、独学で学びながら経験を積むことは最短距離でWebマーケターになれる手段かもしれません。

Webマーケティングを独学で学ぶ方法とは?

私は広告代理店に在籍しながら、マーケティングの勉強をしておりました。実務に勝る勉強はないと感じましたが、マーケティングの勉強をしていて実務に生かせることは多々ありました。私が実際に役に立った勉強方法をお教えいたします。

動画で学ぶ

勉強するには本がいいという人がいますが、私の場合は動画の方がわかりやすく、難しい話が多いので理解しながら動画を進めることができるのでおすすめです。

Youtubeなど無料で学べるものや有料の動画があります。
好きな方を選びましょう。できれば、教え方のうまい講師を見つけその人の動画をいくつか見ると理解するスピードが上がるかと思います。

私が、実際に学んだ動画をいくつかご紹介いたします。

Udemy

Udemyはベネッセが運用している世界最大級の動画学習サイトです。マーケティング以外にも営業スキルアップ動画やWebデザインの動画など幅広い動画が販売されています。

動画を選んで1つ1つ購入し学びます。期間によっては割引セールをやっていますので、その際にまとめて購入するのがおすすめです。

Webサイトから学ぶ

Webサイトで学ぶというよりかは、わからない言葉やマーケティングで悩んだときに自分で調べて解決するといった方法です。

例えば、マーケティングでWebサイトの改善が必要となった際に、HTML・CSSを見てどこを改善すればいいのか。Googleタグマネージャーの設定はどうやるのかなど。マーケターとはいえ、その分野の専門家ではないためすぐに答えが出てこないときにサポート役としてWebで調べて作業者に依頼したりします。

幅広い知識がWebマーケターにないと、マーケティングがうまくいきません。企業の様々なコンテンツを分析してどこから売り上げが上がっているかを分析するために幅広い知識が必要ということです。

なので、自分で調べて解決できるスキルを身に着けるために検索を活用しましょう。今ではChat GPTがありますので、こちらを活用する手もありです。

資格の取得

Google広告、Yahoo!広告、meta広告、LINE広告、では「スキルショップ」といわれる無料で学べる学習があります。広告をまだ見たことがない。イメージが湧かないといった方はこちらから始めてみてもいいかと思います。アカウントを作成し、スキルショップのページから学ぶことができます。

また、認定資格の試験も受けることが可能です。
試験に合格すると期間付きの認定書がメールで届きます。
この認定書を持っているだけでも、就職・副業に有利です。
ただ、実戦で生かせるスキルを得られるかというと参考にならないこともありますので、あくまでも基本知識だと思っていてください。

【まとめ】 未経験からWebマーケターになるには実戦での経験が必須

ここまで、Webマーケターになるための方法をご紹介してきました。
いくら勉強しても実践での経験が一番重要です。
理由は単純でWeb業界は変化が激しいです。本や動画で勉強したとしても情報としては少し古かったりします。そのため、現代のWebマーケティングでは知識が遅れてしまうのです。

Webマーケターの大変なところは、常に新しい情報を身に着けていくことですので、進化し続けなくてはいけません。
Webマーケターとして活躍できる人材になれば、転職や独立も有利になります。市場価値も高いので仕事は尽きないです。

もしWebマーケターになりたい方は一度チャレンジしてみてください!
成果を上げたときに面白い!楽しい!と感じると思います。

この記事の執筆者

TANE-be編集部
TANE-be編集部
大阪・京都にあるWebサイト制作の株式会社TANE-beのスタッフが編集。